2026年10月03日

「水いぼがどんどん増えてきた」
「取った方がいいと言われたけれど、痛い処置はかわいそう…」
お子さまの水いぼについて、このようなお悩みをお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。
水いぼ(伝染性軟属腫)は、ウイルスによってできる小さなできもので、特に小さなお子さまによくみられます。
自然に治ることもありますが、治るまでには時間がかかることがあり、その間に数が増えたり、掻くことで周囲に広がったりすることもあります。
当院ではこれまで、水いぼの状態やお子さまの年齢などに合わせて、ピンセットによる摘除、M-BFクリームなどをご提案してきました。
そこに新しく加わった治療の選択肢が、「ワイキャンス外用液」です。
当院では 毎月 第3月曜~水曜 10時半~12時、15時半~17時で予約を取らせて頂き行います。1回に15個までとさせて頂きます。
ワイキャンスってどんな治療?
ワイキャンスは、2歳以上のお子さまから使用できる、水いぼのための塗り薬です。
ただし、ご自宅で毎日塗るお薬ではありません。
受診していただいた際に、院内で水いぼ一つ一つに薬を塗ります。塗布後はそのままご帰宅いただき、16~24時間後にご自宅で石けんと水を使って洗い流します。
そのため塗布当日はお風呂やシャワーを控えて頂く必要があります。
塗布した翌日から数日以内に、塗った部分に水疱(みずぶくれ)ができます。ワイキャンスは、水いぼの部分に水疱を作って刺激を与えることで、水いぼが取れていくように促す治療です。
1回の治療ですべての水いぼがなくなるとは限らないため、状態をみながら、必要に応じて3週間に1回の間隔で治療を繰り返します。
ピンセットで取らなくてもいいの?
これまで水いぼの代表的な治療の一つが、専用のピンセットで一つずつ摘除する方法でした。
その場で水いぼを取り除けるというメリットがありますが、麻酔テープを用いてもどうしても処置に伴う痛みがあり、特に小さなお子さまでは怖がってしまうこともあります。
ワイキャンスは、水いぼをピンセットでつまんで取るのではなく、お薬を塗って治療するという点が大きな違いです。
「ピンセットで取るのは難しそう」というお子さまにも検討できる、新しい選択肢です。
ただし、塗った後水疱(みずぶくれ)や赤み、痛み、かゆみなどが出ることがありますので、「まったく痛くない治療」というわけではありません。
M-BFクリームという選択肢もあります
当院では、M-BFクリーム(水いぼクリーム)も取り扱っています。
M-BFクリームは、ご自宅で水いぼのある部分に塗って使用するクリームです。
すぐに水いぼを取り除く治療ではないため、ある程度時間をかけて経過をみていく治療方法になりますが、痛みを全く伴わない治療法となります。
どの治療がいいの?
「結局、うちの子にはどれがいいの?」というところが一番気になると思います。
水いぼは、必ず全員が同じ治療をする必要はありません。
また、水いぼの数やできている場所によっては、無理に摘除せずM-BFクリームで経過をみることも多々あります。
お子さまの年齢や性格、水いぼの数・場所などをみながら、ご家族と相談して治療方法を決めていきます。
ワイキャンス治療後の注意点
ワイキャンスを塗った部分には、水疱ができ、赤み・ヒリヒリ・かゆみ・色素沈着などが出ることがあります。これは水いぼをやっつけるための薬の作用の側面として起こる皮膚反応です。
塗った薬は16~24時間後に石けんと水でしっかり洗い流してください。
また、強い痛みなどが出た場合には、16時間を待たずに洗い流していただく場合があります。
詳しい注意点については、治療の際にご説明いたします。
水いぼでお困りの方はご相談ください
水いぼは自然に治ることもありますが、「どんどん増えている」「兄弟にうつりそう」「掻いて湿疹になっている」「取る処置を怖がってしまう」など、ご家庭によって困っていることはさまざまです。
ワイキャンスの登場により、水いぼ治療の選択肢が一つ増えました。
必ずしもワイキャンスが一番良い治療というわけではありません。
当院では、ピンセットによる摘除、M-BFクリーム、、ワイキャンスなど、お子さまとご家族に合った方法をご提案します。
「水いぼかな?」という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。
ワイキャンスについて、当院では 毎月 第3月曜~水曜 10時半~12時、15時半~17時で予約を取らせて頂き行います。1回に15個までとさせて頂きます。